viefrpiro’s blog

フランス留学のリアル、フランスの大学、留学、国際交流について書いています!

3 そもそも交換留学とは

Bonjour à toutes et tous!

 

こんにちはpiroです。

今回は留学形態の違いと、交換留学の特徴についてお話していこうと思います。留学は短期から長期までとあり種類も様々です。

私自身は交換留学生ですが、高校の時の友人はフランスに語学留学として来ていたりと枠組みが違います。簡潔にまとめていこうと思います。

 

1交換留学とは

日本の大学に在籍したまま、派遣協定を結んでいる世界の大学に半期か1年留学出来ます。これが大学生になったらする留学の王道かもしれません。私の大学では、授業料を日本の在籍大学に払うだけでよく、留学先には登録料、授業料も払いません。修得単位数によっては4年で卒業が可能です。私の場合、単位は3年前期の時点で4年次の必須単位以外は取り切ってから留学しました。ですが、留学先で修得した単位を互換することも可能です。(条件は各大学によって異なります)

かつ、大学の国際センターが出願から出発までサポートして下さり、GPAと家計状況によって給付の奨学金もいただけます。

メリットをまず挙げたいと思います。

1.安い

 

留学エージェントを介する訳ではないので、相談も国際センターの方がのって下さるのでお金はかかりません。(エージェントは基本仲介料を取る、予約も必要かなと)フランスは学費が安いですが、アメリカ留学の場合日本の何倍も学費はかかるので経済的ではないでしょうか)

2.4年で卒業できる

単位互換が可能であれば、4年で卒業が可能です。私の場合は日仏翻訳する授業は留学先に日本語を使う機会がないため変換不可でしたので3年前期に2倍多く履修しました。

3.国際センターのサポート

 

留学先への出願、情報提供、ビザオリエン、やることリストは全て用意してくださいます。また出発までのオリエンもきっちりあります。

4.協定派遣ならではの交流

 

留学先の担当者さんが、来期に私の日本の大学へ留学するフランス人学生を紹介してくれたので、日本語とフランス語の助け合いが出来ました。

デメリット

1.語学留学ではない

結構混同される方がいるのですが、例えば 漠然と 「フランス語力を伸ばすために交換留学しよう!」はまずいです。まず、交換留学の前提として専門科目を留学地の言語で勉強することです。つまり、言語学をフランス語学ぶ。ということです。求められている言語レベルはどの言語圏も中上級は最低ラインです。フランスは学士に正規入学する際に外国人留学生はCEFR B2を求めているのですが、正直交換留学生にもそれは求められていると思いました。当たり前ですが、正規の学生(フランス人)に交じって講義受けることになるのでここでフランス語勉強するという姿勢はダメなんですね…。

 

2.選考がある

交換留学では必ずといっていいほど選考があります。正直私の大学ではフランス語圏は人気がない()ので熾烈な争いにはなりませんが、GPA(大学の成績評定平均)、語学スコア、志望動機書、面接が課せられました。特に英語圏は倍率が高いです。

 

3.準備に時間がかかる

 

留学出発約1年前から選考、出願、奨学金申請…と長い期間で準備をしていきます。語学留学とかですと、今行きたい!!!となったら3か月前でも間に合うのですが、どうしても交換留学では相手先の大学との連もあり時間がかかります。その間にモチベーションを保ち続けるのが少し難しいかもしれません。私は春休みの2月に入試バイトと塾講を入れまくり下手したら新入社員の方より稼いでいるのでは?ぐらい勉強を放棄して働いていました笑

 

 

こんな感じに交換留学の特徴を挙げてみました。

 

Merci pour votre lecture! À bientôt!